saludos60のブログ

ついに60代になりました。いいことも悪いことも一日一日を楽しんで暮らしています。

ゼロで死ぬなんてできないだろうと思います。

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ベストセラー

DIE WITH ZERO

ずっと本棚にあったんだけど、

読みたい、読もうという心のタイミングがあわなくて。

ようやく、ゆっくりと読んでみました。

 

 

すごく共感。

すごく分かる。

素晴らしい内容。

面白い。

 

 

でも、これ、今の日本には該当しない内容が多いかもですね。

給料が上がるのがわかっているのなら、今こそ節約せず使うべきとか

子供が必要な時に先に残す予定のものを渡すべきとか。

高度経済成長期、あるいはバブルで稼ぐことが出来た世代はともかく、

そもそも、今はそこまで、残せるほど残せないんじゃないかなー

でも、もし死ぬかもしれないとわかったら

少しだけ残して、使ってしまおうとは誰でも思いますね。

 

亡き父が、1人暮らしで80過ぎて、車いすのお世話にもなっていた頃

明らかに食べきれないほどの食糧が、常に冷蔵庫にありました。

言っても忘れてまた買う。食べたいからと。

そんなに食べられないのに。

しかも、超高級食材。

私達が買うのはためらう、ひと瓶数千円のウニや、鰻、アワビなどの魚介類とか。

高い豆腐や、高い卵、高級なお菓子なども。

大型冷蔵庫がもうパンパンでした(笑)

 

いったい、誰が食べるんだろう???

 

入院してもう多分戻って来ないことが分かった時、

それを持ち帰るとき、大笑いと共に、別れの覚悟というか、

そこはかとない人生の哀しみを見た想いでした。

 

父は、出来るだけ残っているお金をゼロにしようと思って、

てっとりばやい食べ物を買ったのでしょう。

この本のように、先に、もう私たちに残すものは聞いていました。

だから、残りは自分で使って構わないのですが。

とても焦って使っている感じで(笑)

 

他にも、箱に入ったままのテレビショッピングで買ったデジカメとか、ほぼ使わなかったプリンターとか、何十枚もの新品の下着や寝具など

まったく買うだけだったものがたくさんありました。

今なら、フリマアプリがあるけど、当時は〇―ドオフか、バザーに出したりして処分。

それでも、確かにゼロってことはなかった。

 

わかることは、ゼロにするのは

超難しいことかも

ということ。

 

いくつくらいまで生きるのか分からないし

ましてや、今の日本

老後不安は誰もが持っています。

ゼロを目標に、使っていくと不安は大きいですね。

それほど持ってるわけじゃないし。

 

たくさん残せないだろうし、残す必要もない。

それはわかっていても

使い切る、ってできるのかな。

終活や、持ち物整理をし始めたら

こういうことは考えておくべきなんでしょうね。

後々迷惑をかけないで済むように。

 

 

余談ですが、アマゾンでこんな本も見つけました。

 

 
 
 
先の本は、アメリカ社会の常識をもとにかかれている、アメリカ国内でも
これはお金持ちの話?かもしれない。
日本の社会には(特に今の)は当てはまらないのでは?
私も同じような感想を持ったのでちょっと興味深いですね。
 
 
それではSaludos!!!
 
 
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