映画に話になると、つい、昔ばなしみたいになってしまいます。
あの頃観た映画は、どうのこうってなって。
私が映画通になったのは、多分母の影響です。
母が、ハリウッド映画が好きだったんですね。
子供だった私にしてくれていたんですね。
そう言えば、ローマの休日のオードリー・ヘップバーンみたいな恰好してました。
早く、映画館に行ける年になりたくって。
大人の映画が見たかった。
映画館に行くっていうのが、まさに大人の入り口って思っていました。
よく行けるようになったのは、高校生の頃です。
1、2時間目だけで、自習タイムになったりした時や、テストで午前帰りになったときなどは、東急文化会館(渋谷)通いをよくやってました。
東急文化会館、現在のヒカリエです。
当時は、8階か9階が、プラネタリウム。
小学生の頃は、星を見たくて毎月通ってました。
そして4つくらい、各階が映画館でしたね。
で、安いところがあって、二本立てで激安。
毎月、内容が変わると、映画好きの親友とサンドイッチか何かを持ち込んで
お小遣いをやりくりしながら行っていたんです。
ステイングとか
コンドルとか、
卒業
もう思い出せませんが、たくさん観ました。
多感な頃だったから、いろいろ影響もうけて
外国に住みたい、なんてことまで考えるような子でした。
その影響がいろいろ、その後の人生で出てきています確かに(^'^)
今は、ネットでも映画は見られるし、映画情報だけでなく
いろいろな情報が、簡単に手に入る時代。
でも、昔は、ワクワクしながら、地図を片手に、雑誌の記事を切り抜いたりして
行きたいところを捜し歩いてた。
その途中で、いろいろな出来事に遭遇したり、問題が起きるとどうしたらいいか
真剣に悩んだりして。
スマホもないから、情報は口コミ。
人のつながりが、リアルに多かったですね。
映画の話にもどります。
一昨日、テレビで、またまたなつかしい映画をみました。
字幕で見るのも久しぶり。
4日連続なんとか、とか言う番組。
「グッド ウィル ハンティング」
1997年
マット・ディモン(当時27歳、現在52歳)
ロビン・ウイリアムス(故人。悲しいですね)
ミニ・ドライバー
ステラン・スカルスゲールド
脚本は、マット・ディモンとベン・アフレック
当時の出演者、みんな更にビッグになってますね。
ウィル・ハンティングは、主人公の名前ですが
良い人のウィル・ハンティングさん
と言う意味ではないような気がします。
良いウイルをハンティングしよう
ウイルの良い所、才能をハンティング(引っ張り出す)
こっちの意味ではないかな。
※Good Will は、親切、善意 という意味あり。
それに名前をひっかけているのでしょう。
孤児だったウイルが、類まれな数学の天才。
大学教授がその才能に気づき、セラピーで心を開かせていく。
とても繊細で、表情一つとっても見落とさないように、
じっくりと見られる作品です。
若い頃、観たときは
境遇が気の毒で、同情したり、共感したりしていました。
そして、進んだ国アメリカの闇を見たような気でいた。
そのなかで、立ち直ってしっかり自分の道を進んでいってほしい。
私だったら、立ち直れるだろうか??
そんな目でみていました。
今、この年でもう一回観ると、またちょっと違ってた。
どこに目が行ったかと言うと、周りの人たちです。
実に、あたたかい。
映画にすっと漂うあたたかな空気感。
友達も、セラピストも、恋人も。
人間は、あたたかなものがあれば、
自分を取り戻し、歩いて行けるんだ。と。
先ほど読んだ、melody (id:moonriver799)さんの記事
追憶
も大好きな映画です。
映画って、ホントにいいですね。
そんなセリフ
いつも思い出します。
最近は、週数本、
古い映画を観ています。
それでは、Saludos!!!
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