いろいろなものを整理していると、知らず知らずたまったものが出てきます。
亡き父の実家を、整理したときは、
机の中は、500円玉の山。
各部屋に、特大爪切り。
大きな虫眼鏡が、数本。
絵を描きためた、色紙の束。
そして驚いたのは、何個も出てくる小さめの箱の数でした。
中に入っていたものは?
なんと、昆虫
(生きてはいません。採集したものでした)
そういえば、夏休みは毎年昆虫採集を自由研究で提出していました。
もちろん父の捕まえたやつ。
父、昆虫採集が趣味だったみたい。
さすがに、ちょっと気持ち悪かったですね。
父にとっては宝箱、私たちをびっくりさせたかったのかもしれません。
わたしの宝箱は、大したものは入っていません(^^♪
でも、気に入っているので大事にとってあります。
箱根細工
母からのもらったもの。
きっと、旅の思い出だったのでしょう。
市販品でしょうが、流石に伝統工芸品です。
細かいモチーフが、カラフルでピッタリ合っていてきれいです。
こちらも箱根細工のトレー
今は亡き、古い人生の先輩から頂きました。
お豆でも乗っけて使ってねっと。
さほど高価な箱や皿ではありませんが、毎日眺めて楽しんでいます。
スウェーデンの、画家の友人の家に行った時のこと。
家全体が、いや町全体があまりにも芸術的で驚きました。
森の中にあるような作りで、玄関から階段、キッチン、すべてが
まるで美術館でした。
さりげなく、ほんとにさりげなく、
お気に入りのものや、手作りのものが飾られていて
自由に彫刻された窓枠や、家具など、
そこに住む人たち、そのもの。
そんな感想でした。
芸術って、そういうモノだと思うんですよね。
ああ。アートがすぐ手の届くところに、転がっている。
生活と芸術が共存している。
そんな暮らし方に、心から憧れました(^^♪
今は、引き出しを開けるとこの箱があるおかげで、
なんとなくそんな気分になります。
でも、中身はこんなもの
いつの間にか集まった、水色たち
外国で買ったものや、頂いたもの、母のもの。
もうあんまりアクセサリーを身に着けないので、しまわれたままです。
そして、箱の底を見たらビックリ!
あらら、結婚指輪が。
あれ、どこにしまったかな? っと思ったら
こんな所ににあったみたいです。
ずっとはめていたおかげで、薬指の根元が細くなってしまったため、
もう二人して、はめるのをやめました。
もういいんじゃない??
縛られるのをやめても。
自由になっても。
なんて思ったけど、
全く関係なかったみたい。
もともと、別に自由でした(笑)
外したから、もう別れよう、っというわけにはならず。
ただ単に、指を自由にしたかっただけでしたね。
でも、
この指輪は、どう処分したらいいのでしょうね?
名前とか日付とか刻印あるし。
2人とも死んだら、子供たちにどこかで売ってもらえばいいでしょう。
ということで、これは、また宝箱に眠ることになりました。
さて、今日は、珍しくきれいに焼けました。
また雨になってきましたが、明日晴れて夏が戻るといいですね。
それでは、Saludos!!!