我々の年代で気になる
年金の話。
年金手帳も、すでに廃止とのこと。
20代の頃から、引き出しに大事にしまってありました。
いつか、使う日が来るのか?
来ませんでした~(笑)
一応まだとってありますが、手書きの時代の置き土産ですね。
自分の特別支給の老齢厚生年金と、夫の年金の手続きで、年金事務所へ何回か出向いてきました。
電話で予約をして行きましたが、とても親切に対応していただき、無事に済んでほっとしています。
でも、やっぱり、、、、
少ないんですよね金額(悲)
もともと、年金だけで、暮らせるとは思っていないので、不足分は、貯金からを想定し、老後生活を計算しています。
で、少し前に、話題になった、老後2000万円問題。
うちの場合、今の家計簿で考えると、よほどの突発的な出費がない限りは、そんな金額は必要には思えませんでした。
よほど、ぜいたくな?(豊かな)生活をしていたら、の金額ですよね。
でも、繰り下げ受給をするかどうかは、ちょっと迷いました。
(繰り下げ受給とは、受け取りを65歳を超えてからに遅らすこと。年金額が増える。)
このページの例でとると、
繰り下げ受給の良い点
・年金額が増える。
・増えた年金は一生続く。
繰り下げ受給の悪い点
・繰り下げ損の場合もある。
・加給年金がもらえない。
・税金や社会保険料が増える場合もある。
だから、果たして、いいのか、悪いのか、
ですよね。
所得が増えるので、税金や社会保険料が増えるのは盲点ですね。
結局、増えているようで減っている、という結果になってしまうのは、恐ろしいです。
そして問題は、金額です。
繰り下げ受給で、いったい、いくら増えるのか。
1か月遅らせるごとに、0、7%増額。
1年遅らせると、0、7×12か月=8、4%増額
5年遅らせると、8、4×5=42%増額
例として、年額100万円の年金だったら、1年遅らせると84000円増え、
108万4千円(年額)になります。
5年遅らせて、70歳で受け取る場合は、84000円×5年=42万円増えることに。42%の増額です。
70歳から、ずっと、142万円(年額)です。
この金額に、だまされそうになります。
でも、ここで、やっぱりやめた!
っとなりました(笑)
この例の年額100万円の場合で、繰り下げ受給をせずに、65歳から受け取った場合、70歳までに5年間で、500万円です。
500万円 ÷ 増額分の42万円=11,9
つまり、70歳まで、繰り下げ受給をした場合、その分のもとをとるには11、9年もかかるってことですね。
70歳から受け取って11、9年後です。
82歳から死ぬまでの増加分が、お得。
損益分岐点は、12年目なんです。
それはね~~~~~
かなり先ですよー
無理だわ。
まず生存しているかどうか、自信がありません。
元気に生きていたとしても、もっと小さく暮らしているだろうし、
生活に、そんなにお金が必要とも思えません。
70代で、その増額分をうまく使えるなら価値はあるかもしれませんね。
年金だけで暮らすというのが、出来る金額なら考えてもいいのかも。
繰り下げ受給に向いていない人 と言う記述で
・自分は、長生きできないと考えている人
とあり、悲しいけど、これに私は該当していると思います(笑)
そんなわけで、65歳を迎えるのはまだ少し先ですが、繰り下げ受給はしないつもりです。
元気に、年金生活を送れるよう、健康には気をつけたいですね。
とにかく、今は、急激な自分の老化と向き合い、うまく立ち回りできないのです。
もうしばらくすれば、きっと折り合いがついてくるでしょう。
老化には慣れる、しかありません。
この年齢まで、楽しく生きてきたので、あとは、それを続けるだけです(*^_^*)
それでは、Saludos!!!