おはようございます。
朝晩は寒いですが、昼はポカポカとしていますね。
今日は、美味しかった記憶を忘れないうちに(笑)
うちは、自称、中流家庭、下の方ですので、
1泊ひとり2万円以上の宿なんて、ほぼ泊りません。
だいたい、高くても2食付き15000円以下ですね。
海外だったら、都市にもよりますが、3つ星、2つ星、あたりが気楽です。
ですが、清水の舞台から飛び降りまして(笑)
今年一年の感謝セール
ということで、今回、高級宿に泊ってきました~
と言ってもクーポンなどが出てたので、ほぼ半額ですけど(^'^)
宿の歴史や、お風呂なども超有名ですが、今回実感したのはなんといっても
お料理の質
高級な素材は、やはりおいしい~
個室でいただく和食コースです。
フルコースで、順番に運ばれてきました。
スタンダードコースですが、
その名も、
「冬の初音」
全てのお料理に、丁寧な説明がつきました。
もちろん本日のお料理の一覧の印刷物がありますが、それも、イラストとかなくて、全部、文章の説明になっていました。
運んで来る方が、みな、自信たっぷりにお料理の説明を、それはそれは丁寧にされます。
若いのに、良く、覚えているなーーー
っと、感心するほど。
しぜんと食事に対して、お料理に対して、真摯な気持ちになり、作った方、素材の収穫や製造の方たちへも、リスペクトの念が湧き上がってくるのです。
この演出も素晴らしいですね。
落ち着いた気持ちで、食事と言うものに、あらためて向き合うような。
こんな時間を持てたことを、幸せに感じます。
さて、お料理(^'^)
アミューズ(お楽しみの意、仏語より)
イタリアやスペインではアペリティーボっていうのがあるけど、それとほぼ同じ意味でしょうか。食前酒タイム。
大きな干し葡萄、りんごのサワークリーム添え、カボチャのゆずみそ炙り
食前酒は、スモモお酒。甘くておいしいです。
前菜
下の皿は、浅漬けミニ人参からすみ添え、鶏笹身雲丹揚、
左は、鰻棒寿司、太葱。
奥の皿は、地元サーモン昆布〆、ヨーグルト巻き。
緑のいくらみたいなのは。わさび味でした。
凌ぎ
(しのぎ、とは、懐石料理などの中ほどで出る軽食の意。空腹を凌ぐ、と言うような意味だそうです)
冬の三種盛り
甲州牛、本鮪、蕪羅包み寿司 でした。
タレは、おろしにごま油が一滴。それを葱の刷毛で塗ります。
細かい演出が、なかなか面白いですね。
すごく美味しいです。
まぐろ(こちらの名物料理)
本鮪平造り、炙り です。
これを、再仕込み醤油で頂きます。
九州の、甘口さしみ醤油も好きですが、こちらは甘くもなくしょっぱくもない感じ。
この、鮪。
夫が絶賛しました。
こんなうまいの、食べたことあったっけ?
あんまりいうので、一つおすそ分けしました。
日頃の感謝を込めて(笑)
トロトロで、炙りも、すごく美味しかったです。
こんな美味しいの、確かに久しぶりです。
椀物
アツアツの大根の風呂吹き。特製甘味噌
ぐつぐつ、タジン鍋のような入れ物で温められていました。
味噌味がしみ込んでいます。
煮物
富士桜ポークの角煮
ホロホロで、柔らかい。
郷土肴
甲州牛の蒸ししゃぶ
本日のメインでしょうか。
ポン酢と、ゴマダレで頂きます。
蒸ししゃぶって、初めてでした。
お鍋でしゃぶしゃぶするやつと違って、蒸すのです。
風味や栄養分が逃げず、凝縮するので、お味が濃い!
蒸し野菜も、野菜の味がはっきりしますね。
大きなせいろがないので、家ではちょっとできないですが。
お肉は、お代わりが出来て、この倍を頂きました(^'^)
牛肉が、、、すごく柔らかで美味しいです。
輸入牛とはやっぱり、全然違います(笑)
輸入牛さえも、最近は高くなってしまいましたから。。。。
御飯とみそ汁
そして最後にデザートです。
水菓子
イチゴケーキと果物
日頃の感謝を込めて、夫が、ケーキを丸ごとくれました!
でも、食べきれなくて、日ごろの感謝を込めて、また半分お返ししました(ははは)
もうバイキングも好きではないし、こってりたっぷりの夕飯も苦手。
素材のいいものを、じっくり味わせてくれる所。
こちらの宿は、思い出の宿になりそうです。
それでは、Saludos!!!