こんな、分かりにくいことを2~3年やっています。
子供のころから、絵を描くことが好きでした。
その場で目についたものを、残しておきたかったからです。
描くことで本物(描いているもの)に近づけるような気がしました。
バナナの絵を描けば、いつでもバナナがそこにある幸せをかんじるし。
好きな歌手の似顔絵を描けば、いつも私のスケッチブックにその歌手がいる。
出来るだけ上手に描きたい。実物にそっくりじゃないと駄目。
ですが、絵が描けなくなってしまいました。
見たものと違うものが、描けてしまう。
ヘタクソで、実物に見えなくなってしまう。
上手く描けない、才能がない!
学生の頃は、いくら描いても描いてもヘタヘタ!
クラス(美術専攻科)でヘタから1~2番目くらいかなっと思っていました。
理由は簡単。先生にも指摘されました。
あなたは、きちんと、モノを見ていない!!!
そうか~なるほど。。。
ものを見ていたら、そこにあるいろいろなものが見えてこないといけない。
風景なら、天気とか風とか、海の色とか。
人物なら、その人の特徴や性格とか、体の癖とか。
確かに。有名画家の絵は、その時の作者の精神状態まで見えますよね。
いやーむずかし~
絵を描くということは、そこの空気を描くことなんだなっと気づいたんですね。
なかなか、自分には無理で。。。
今でも、自分で認めます。私は絵がヘタ。。。
60過ぎても、これは越えられない壁。。。
極めることができなかったことの一つになってます。
その腹いせというわけではありませんが、やっぱり描くことは楽しいんです。
暇な時、赤と黒の油性ペンだけで、ぐるぐる、がりがりとやってます。
大事なことは、何も考えないで、その時思ったまま、自由。
大好きな、即興です。こんな幸せはありません。
なので、もくもくとやっています(笑)
昔、会議中とか、手が勝手に動いてしまって、こんなかんじのものを
よくプリントの端っこに描いていました。
何か描いてたでしょ、とよく言われました。(サボってたねって)
なーんだ、ただのいたずら書きじゃん。って言われれば、そのとおり。
いたずら書き=自分の世界
頭の固い、ありきたり、当たり前、いつも同じ、進歩も後退もない、
そんな話が続くと、うんざり。
そこに、埋もれていく、巻き込まれていく自分が嫌で描いてたんですね。
大人になると、大きな枠の中で暮らすようになります。
居心地はいいけれど、自分らしさをしっかり持たないと、埋もれてしまいます。
だから、
年をとっても、とったからこそ、頭を柔軟にする。
モノの形、見た目、既成のものだけを見ないこと。
決まり決まった概念を、信じないこと。
見えないもの、隠されているものを見る。
自分の感性、感じたものを信じる。
物事を客観的にみて、よく考える。
そんな風に生きてるつもりなんですが、このご時世、足元がふらついてしまいますね~
早くコロナ、終息してほしいです。
ボケ防止対策!
こんな本も参考になります。
それでは、Saludos!!!