ついつい、拾って読んでしまう、気になる年金の話。
気になることが多すぎますね。
前回、繰り下げ受給について、考えてみました。
もちろん、繰り下げはしないつもりです。
実際、世のみなさんは、どうなのだろう???
っと思いました。
厚労省の最新調査(2016年)では、
・「繰り上げ」を選択した人の割合…34.1%
・「本来の65才受給」の人の割合…64.5%
・「繰り下げ」を選択した人の割合…1.4%
令和元年度の受給状況では、
・ 繰り上げ受給率:12.3%
・繰り上げ・繰り下げなし:86.3%
・繰り下げ受給率:1.5%
繰り下げ受給をしている人は、わずか、1.5%なんですね。
ほとんどの人が、65歳で受給しています。
予想では、2025年くらいからもう少し増えるのではないかということですが。
今は、60~65歳の厚生年金加入者は、過度期のためわずかに年金を受け取れています。
(特別支給の老齢厚生年金)それで、わざわざ遅らすのには抵抗があるだろうということで、これが終了し、すべて65歳支給開始となる25年には、そういった選択をする人が増えるだろうという予想です。
70歳までの雇用を推し進めているので、今後増えてくるのかもしれません。
で、どうでしょうかね?
今の若い人たちは、むしろ、繰り上げ支給を選ぶほうが多いかもしれませんね。
年金制度の破綻はないと思いますが、我々が若い時も、この先この制度が果たして安定して機能するのかどうか、とても不安でした。
実際、2020世界の年金制度ランキングは、39各国中32位の低さですしね。
面白い記述がありました。
それぞれの受給方法で、
いやーー失敗した!
と後悔する場面があったとしたら?
1)繰り上げ受給で失敗したと思う場面。
長生きしてしまい、受給額が少なくて生活が苦しくなる。
まだ、その人は生きている。
生きている限り、生活費が必要になりますねー(辛)
2)繰り下げ受給で失敗したと思う場面。
元が取れる年齢になる前に、亡くなってしまった場合。
その人は死んで天国にいる。
天国では生活費は必要ない。なるほど!
これ、どっちがいいのか。。。
難しいですね。。。
実際、大変なのは1)でしょうね。
2)は、お金は戻ってこないけど、損しちゃった~っと後悔する、脳も体ももうないわけですから(笑)
だから、どちらを選ぶかと言ったら、2)の繰り下げなのでしょうけど、実際には、1)の繰り上げをする人の方が多いのです。
やはり、経済や政治に対する考え方が背景にありますね。
自分の未来を託しているわけですから、安心安全が保障されないと、心配で心配でたまりません。
ワクチンと同じ。ワクチンも一種の保険みたいなものですね。
年金世代になってきた今、やはり心配の種は尽きません(悲)
もっと平和な世の中がいいですね。
それでは、Saludos!!!