saludos60のブログ

ついに60代になりました。いいことも悪いことも一日一日を楽しんで暮らしています。

記憶に残っている日。あの日に決めたこと。

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はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」

 

 

わたしにも、忘れられない日があります。

何月何日とか、定かには覚えてはいません。

 

ただ あの日。

 

12月の、寒い日の午後でした。

寒さだけはよく覚えてる。

すこーし、デリケートな話になります。

 

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三人目の子供が、授かった時の話です。

実は、二人目の時、出産後すぐに、産科医から

 

次の子は諦めた方がいい。

 

と言われました。

理由は、かなりの出血があったためのようです。

輸血まではいきませんでしたが、確かの出産後、手のひらが真っ黒で、

びっくりしたことを覚えています。顔色も悪かった。

次はもっと、危ないことが起きる可能性が高いよと。

そんな意味だったと思います。

 

 

ところが、そのつもりでいたのですが、その6年後、妊娠がわかりました。

迷いながらも、通院すると、

 

時間がたっているので、今の状態なら回復しているので大

丈夫でしょう。

 

という診断でした。

ただし、紹介状を書くので、8か月過ぎたら念のため、そちら(大病院)で出産するよ

うに。と言うことになりました。

 

夫と私も、すごく喜びました。

3人目なので、私たちの親業も慣れたものです。

久しぶりにもう一回、赤ちゃんが来るということが

嬉しすぎました。

 

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ですが、次の難問が。

 

羊水検査 をするかどうか尋ねられたのです。

当時35歳を過ぎていたため、高齢出産ということでした。

そのため、安定期に入ったら、一応受けるかどうかを聞かれます。

 

羊水検査とは、

胎児の染色体や遺伝子に異常がないかどうかを調べることができる

 

つまり、出産の有無を決めることもできるということです。

 

説明を聞き、夫と二人、

 

うーむ

 

数日間考えました。

初めての検査だし、検査自体の安全性も。

 

そして、数日後。

私も決心がつき、意を決して夫に聞きました。

 

どうする?

羊水検査受ける??

 

夫は、晴れ晴れとした顔で。

 

受ける必要なんかないよ。

俺たちの子だ。

 

どんな子でも俺たちの子だよ。

何か見つかったからといって、

どうもできるわけがないよ。

 

そう、はっきりと言ったのです。

私も、まったく同じ意見でした

 

検査で何か出ようが出まいが、

私たちの子供。

ちゃんと生んで育てたい。

 

受け入れる覚悟、なんて立派なものではありません。

私たちには、ごく自然のことでした。

 

それなら、その検査をする必要ないね。

 

と言うことになりました。

 

ありがとう。

 

私は暫く、うれしくて。

あの日を、忘れることができません。

 

(※検査を否定するものはありませんので念のため)

 

産科医の先生も、

 

はい。分かりました。

 

っと微笑んでくれました。

信頼できる、当時有名な、自然分娩の先生でした。

 

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そして、難産でしたが、無事出産。

心配されたことは何も起こらず、母子ともに、現在に至っています。

自然の力って、やはりすごいです。

 

これが私の

記憶に残っている日

です。

 

 

 

 

それでは、Saludos!!!

 

 

 

 

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